●現代人を癒す皮膚感覚のタッチング
「タッチングセラピー」というと聞き慣れない言葉ですが、要はボディコンタクトを通じて心身を癒す療法のこと、体の一部または全体で触れ合い、心の安らぎと身体の安定を保ったり、取り戻したりすることです。
夫婦や親子の絆を深めたり、或いは老人介護の現場に応用されたり、その守備範囲は幅広いものがあります。
そんなタッチングセラピーの現状を見てみましょう。
●お互いに接する肌と肌、通い合う心と心
親子などの間で「スキンシップ」という言葉が盛んに使われますが、これも立派なタッチングセラピーの一つです。
その親子の間のスキンシップの効果としては、子供の表情が豊かになる、よく話をするようになる、よく眠るようになる、肌が丈夫になる、などが挙げられます。
また、お母さんにも子供の性質や性格を感じ取れる、一体感が生まれる、血行が良くなる、などのメリットがあるようです。
老人に対しても、肌の触れ合いが痴呆の予防につながったり、孤独感の解消に役立ったりすることが知られています。
触れることによって生まれるコミュニケーションを大切にしたいものです。
●タッチング法のいろいろ
タッチングセラピーを広義の意味で捉えると、その手法は様々です。マッサージをはじめ、アロマセラピーにも取り入れられていますし、反射療法(主に足裏)のリフレクソロジーやイルカと触れ合うドルフィンセラピー、ダンスセラピーもタッチングセラピーに含まれると考えて良いでしょう。
リラクゼーション効果やヒーリング効果に加え、心身の健康を促進するタッチングセラピーの裾野はますます広がっています。
(2004.9.16)
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