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笑顔美人は健康美人
現代人において、免疫力を低下させる一番の元凶はストレスです。笑いはそのストレスを軽減させ、心と体の免疫力を高め、癌の進行を遅らせる効果があります。さらに最近の研究では、明るく前向きに生きることで、心筋梗塞を予防、改善することまで分かってきました。
笑いは副作用の無い自然治癒力を引き出す薬。その笑いは、癌の発症や進行にも深く関係していることが分かってきました。科学によって明らかにされた「笑い」の効用についていくつか紹介します。
●免疫力をアップ
NK(ナチュラルキラー)細胞と免疫グロブリンは免疫力を計るバロメーターです。「なんば花月」で約3時間、大いに笑った後でNK細胞を調べてみると、18人中14人が開演前よりも数値が上昇しました。また、女子学生に楽しいビデオを見てもらった後に免疫グロブリンの量を調べてみると、観賞前よりもその量が多くなったという実験結果があります。他にもストレス状態を示すコルチゾールやアドレナリンが、笑いの後で減少することも報告されています。
●リウマチの発症、痛みを抑える
慢性リウマチ患者に落語を1時間聞いてもらったところ、全員の痛みが軽減しました。採血してみると、痛みを和らげるメチオニン-エンケファリンが増加し、また炎症を強めるインターロイキン6が観賞前の3分の1にまで低下したという実験結果も報告されています。
●狭心症、心筋梗塞を予防
怒りは交感神経を刺激し、ノンアドレナリンやアドレナリンを放出します。また血管が収縮して血流が悪くなり、血小板の凝縮を促します。こうしたことが度重なると、血管壁にはアテローマと呼ばれる病変ができ冠動脈を狭めます。更に、ここに血小板が付着し血栓ができると心筋梗塞を引き起こします。
怒りと対極にあるのが笑顔です。怒りっぽい人は笑顔を心掛けるだけで、狭心症や心筋梗塞を予防します。また胃潰瘍も笑いで癒されます。

| ●赤ちゃんの健康を願うなら、お母さんが良く笑おう。よく笑うお母さんの母乳には、免疫グロブリンが多く分泌され、母子ともに風邪にかかる率が低い。
●大笑いの後に増える「エンドルフィン」、これはジョギングをした後の爽快感のもとである「エンドルフィン」と同じ。
●日本一の長寿県、沖縄。100歳以上の高齢者の性格で多かったのは、ほがらか、明るい、楽天的、あっさり、交際が広い。まさに長寿の秘訣は笑顔にあり。
●同じ勉強も、楽しんでやるから暗記力が違う。笑いを忘れた生活は脳の老化を早める。脳の若さは笑顔に出る。
●「ボケは治らない。ボケたらおしまい」なんてことは無い。ボケに効く不思議な薬は笑顔。
●狼に育てられた子供が、最後まで出来なかったことの一つが「笑うこと」だった。
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(2003.1)
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