みずおち整体
健康通信

腸の吸収力を育てよう

 最近、カルシウムの吸収が出来なくて骨粗鬆症が若年層にも増加しています。高齢化で腸がアルカリ化して活動が鈍くなるから腸の吸収力が弱くなり、特にカルシウムの吸収力が弱くなってきます。

 しかし、100歳を過ぎても元気で働く長寿者の腸は立派で有効菌の活動も活発で吸収力は盛んです。この有効菌がカルシウムの吸収を助けるので骨も細胞も老化しないだけでなく、腸でビタミンB1を生産する力もあります。

 この長寿者は穀菜食型で、肉食は特別な行事などの時だけにしています。食べる量もお腹に聞いて決めています。「腹八分に医者要らず」といいますが、この腹八分を感覚で受け止めておられます。食べる量も栄養学的にみるとごく少ないが、ゆっくり良く噛むことは習慣となって身についています。

 つまり、あれこれと浮き草のように揺れる心では落ち着きが無くゆっくり噛むことは出来ないし、自分が先で人の話も落ち着いて聞けない人が多い。この噛むことも自分の意思で決まります。それが小脳の運動神経とつながっています。

 手足を動かすのも自分の意思で喜んで動かすのか、イライラしながら動かすのかで神経の働きが違い、内臓を動かす自律神経にもつながってくるし、それが心のように人格となり、大脳にインプットする。自分の心の動きが手足や口を動かす。その動きが良いも悪いも運動神経の小脳につながり、心の如く細胞は動き、毎日習慣となって生活してきたことが遺伝子となって大脳にインプットする。それが次の世代に血となって残され、つまり生活が血となり遺伝子となり残されます。

 良く噛むと顎が動き唾液が出るし、顎下腺から細胞を活気づけるパロチンというホルモンが盛んに湧き出します。これらが胃腸の働きを助け、腸の吸収力を強めてくれます。怒りやイライラはこの唾液もパロチンも出さないし、食欲も失い吸収力も失う。

 食べ物も発酵食品である味噌、しょうゆ、納豆、漬け物、梅干などは自然の働きで微生物を育て陽性の活気のあるものにし、腸内でもこれらが活力を作る有効菌を育て丈夫な腸にしてくれます。腸が丈夫だと完全吸収するから食べる量が少なくても元気です。

(2002.9)

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